ソフトウェア開発

JavaEdge第四回ライブセッション

JavaEdgeの第四回ライブセションに行ってきました。前半は市川さんのファンクションポイントを中心とした見積りの話。 プロジェクトとは定義した成果を制約のなかで達成することであり、プロジェクトの開始時点での成果定義とは見積りである、見積もりがいい…

FLOSS桜山第十回勉強会

名古屋のオープンソース勉強会FLOSS桜山の第十回勉強会に参加しました。 会場はいつもの名古屋市立大学経済学部棟内の会議室。構内を歩いていくと、どこからかバンドの音が聞こえてきます。サークル活動でしょうか。学校に来た!という感じがして好きです。…

デベロッパーズサミット2008

デベロッパーズサミット2008に行ってきました。初日だけ。開発プロセス系を中心に聞いてきました。感想をひとつだけいうと、実践重要。と、もうひとつ、それに気づかせてもらって感謝です、ということ。 Great Software/Joel Sploskyさん ここ数年の自分的プ…

FLOSS桜山第9回勉強会

フリー・オープンソース・ソフトウェア勉強会「FLOSS桜山」の第九回勉強会に行ってきました。今回は場所が新栄町で職場のすぐそばだったので気楽に参加できました。といいつつ、場所のあいちベンチャーハウスがすぐに分からなくてちょっと迷ってしまいました…

オブジェクト倶楽部クリスマスイベント2007に行ってきました。

オブジェクト倶楽部クリスマスイベント2007に行ってきました。 アジャイル開発とトヨタ生産方式、そしてオブジェクト指向/平鍋さん プロジェクトファシリテーションについて話されるときに平鍋さんはその動機として、オブジェクト指向が諸問題を解決するかと…

「アジャイル開発者の習慣 ―― acts_as_agile 第ニ回 仕組みを育てる」

Web+DB PRESSの角谷さんの連載「アジャイル開発者の習慣」第二回(Web+DB PRESS Vol.40掲載)を読みました。遅くなりましたが、約束通り感想を。角谷さんはDave Thomasの講演を引用しながら、アジャイルとは「状況の変化に迅速に対応しながら開発を持続させて…

FLOSS桜山第五回勉強会

FLOSS桜山の第五回勉強会に行ってきました。といっても、仕事が終わらなくて、会場の名古屋市立大学山の畑キャンパスに着いた時点で一時間の大遅刻です。河合先生の『FLOSSの経済論part1』は聞くことができませんでした。残念。part2以降があるならそれは是…

Java Edgeの第一回ライブセッション

名古屋のJavaコミュニティJava Edgeの第一回ライブセッションに参加してきました。その感想など。大事なことから最初に。スタッフのみなさん、講演してくださった丸山先生、鈴村さん、藤井さん、会場を提供してくださった日本オラクルさん、そして参加者のみ…

よい設計ってなに

僕個人的には構造化されたコードが好きで、コメント書く位なら関数に切り出すのがいいと思っている(いた)。でも、これって本当に好き嫌い。僕の中には合理的な理由があるけれど、僕と同じ嗜好を持っていない人には、説明はできるものの説得なんてできた試…

「アジャイル開発者の習慣 ―― acts_as_agile 第一回 フィードバックを重視する」

WEB+DB PRESS vol.39をオブジェクト倶楽部2007夏イベント会場の書籍販売コーナーで購入し、連載記事「アジャイル開発者の習慣 ―― acts_as_agile」の著者角谷さんにサインを頂きました。角谷さん曰く、このシグニチャには呪いがかかっており筆者にフィードバ…

非テストファースト

プロダクトコードに手を加えたければ、まず失敗するテストを書かなくてはならない。このテストファーストの教えは、テストコードとプロダクトコードを同期させていくとても合理的な方法だ。なんだけど、たとえば初めての人には敷居が高いとか、難しさもある…

TDDとソフトウェア開発のエコシステム

プログラムってかわいそうだと思った*1。ある日プログラマによって書かれシステムや製品の一部になるけど、引き継いだ保守担当者になにこのう×こコードなんて言われたりする。思えば生まれてこのかた、プログラマの勝手な好み(コーディングスタイルとか、設…

議事録ドリブンな会議とテスト駆動開発

議事録ドリブンな会議とテスト駆動開発は似てる。議事録ドリブンな会議は、議事録を書くことを中心に据えることで、議論の無制限な発散やあいまいな終結を避ける会議のやりかただ。プロジェクターにPCを繋げてリアルタイムに議事録を取り、合意事項をどんど…

今日の#ifdef他

今日は#ifdefを使ってインライン関数呼んでいるところをテスト用モック関数の呼出しに置き換えられるようにした。プリプロセッサも全然捨てたもんじゃない。なんとかしようという心意気が肝心なんだ。プロトタイプ宣言なしで関数コールを記述すると、戻り値…

うまく行かないなぁ

C言語での移植開発に参加してます。ユニットテストとコードをできる限り同時進行で書いていこうと思ったけど、もう破綻寸前。みんなコンパイル通ってないソースとかリンクできないコードを平気でリポジトリにコミットしてくるんだもん!皆依存性を低く保つこ…

バグの日(ちょっと今連絡待ち)

ソフトウェアの存在もその他の多くのビジネス的モノコトと同じく、顧客に価値を提供することが目的なのであり、それができない不具合がいわゆるバグである。さて今日はバグ報告を受けて対応に追われていた。プログラムには全く手を入れてなくて同じ動作を続…

工夫を紹介できるということ

続々公開されるオブジェクト倶楽部クリスマスイベントの発表資料、懸田さんの資料を拝見する。すばらしい。さまざまな工夫をこんな風に紹介することの難しさを思うのだけれど、実は逆で、簡単に紹介できるような状態になっていることが肝なのかもしれない、…

タスク管理試行錯誤中

グループで、数週間前からタスクカードを使ったソフトウェアかんばん方式オウンマネージメントに挑戦中。なのだけれどなかなか難しい。 完了条件を明確にしてない タイムボックスでない カードにない作業をやっている まだ型ができてないです。難しいなあ。…

トヨタ式が受け入れられないということはどういうことか

あれは工場生産の話でしょうソフトウェア開発にはあてはまらない。具体的な実践項目レベルで言ったらそれはその通りです。当たり前。抽象化してエッセンスを学ぶんでしょう。抽象化して再構築するっていう仕事をしているはずなんですが、私達は組織としてそ…

インタフェースと実装

具体的な必要性がないならインタフェースと実装を分離するな?んーどうなんだろう。チームとしての一貫性があればどちらでもいい。C言語の関数プロトタイプ宣言やC++のクラス宣言がビミョーに(Javaの意味での)インタフェースでないことを消化しきれない今…

『職場の「かんばん方式」トヨタ流改善術ストア管理』

職場の「かんばん方式」トヨタ流改善術ストア管理作者: 松井順一出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2006/11/23メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (8件) を見る注文しました(未読)。以前職場の改善活動のコンサ…

コーディングスタイル

さてそろそろプログラミングが始まるので、コーディングスタイルをすり合わせるための時間を取った。のだけど、たった四人で話をしただけなのに、なんとなく遠慮しあった空気になって結構時間を取ってしまった。強く主張する人がいて混乱したわけではないけ…

『ソフトウェア開発者の危うい「更地主義」』

Joel On Software?さておき、なんで『アプリケーション開発者の多くが「最初から書き直す」ことを一番良いと信じている』って分かるの?この仮定が議論の出発点なのだけれど、仮定でしかないと思う。そしてそれが統計的事実だとしても、アプリケーション開…

トヨタ式とアジャイル

トヨタ生産方式とアジャイル/プロジェクト・ファシリテーションの両方を一度に聞ける講演会があって、多くのことに気づき、また確認することができた。講演者であるトヨタ生産方式のコンサルタントの方と懇親会でお話しした際に、時間が短かったねもうすこし…

手を動かすのは楽しい

模造紙の上に付箋紙とペンでコラボレーションを描いて整理したので、こんどは代表的なシーケンスをいくつかピックアップしてJUDEでペアドローイングした。楽しい。モデルじゃなくてモデリングが大事、ってアジャイルモデリングでしたっけ。

プロセスをみれば品質がわかる、のか

どうも釈然としない。盲目的な形式主義ではうまくないのは明らかだ。メタな部分が大切と皆が気づいている。だからそのアプローチなら微分は二回する必要があるのではないか。と思ったけれど、メタプロセスをみれば品質がわかる、と書くと、これがまた胡散臭…

形式手法

日経コンピューターNo.657(2006.7.24)の特集2「バグ・ゼロを目指す『形式手法』」を読みました。これまで形式手法と言われてもなかなかピンとこなかったのですが、システムを状態遷移マシンとみなして各状態の事前条件と事後条件を明記し、(ツールで)遷移…

トヨタ生産方式をソフトウェア開発の現場に導入するとき

トヨタ生産方式の本質は現地現物からのフィードバックに基づいた改善の繰り返しにあるので、プラクティスは変わっていくのが当然。絶対不変なプラクティスなんてあり得ない。のだけれど、守破離の守ということもあって特に最初のうちはなかなか難しいと思い…

make

先週末位からmakeについて勉強。やっと依存関係を調べる方法が分かる。 コンパイラの-Mオプションの出力を用いる 静的型ルールと組み合わせる

ウォーターフォールの多くは格好付け

達人だけにできる一気書きへの無謀なあこがれというのに同感です。火遊びっぽい。