ぐるぐるマインドマップ勉強会に行ってきた

僕はよくマインドマップ描いています。しかし本当にこれでマインドマップ本来のよさがだせているのかという疑問もありました。なので、他の人の描くマインドマップをみてみたい、どんなこと考えながら描いているのか、描いたものをどう思っているのか聞いてみたい、そんな機会はないかな、どこかでマインドマップの勉強会やってないかな、と思っていました。そんなおり、kakobonさんが主催する「ぐるぐるマインドマップ勉強会」というのを見つけたので、行ってきました。

最初は「自己紹介」をテーマにしたマインドマップ作成。参加者(たしか11人くらい)が一人ひとつづつ全員に対する質問をして、それをメインブランチに書いて、それにたいする自分の回答を描く、という形でマップを描きました。他の人の発想したキーワードで描くというのは新鮮でよかったです。描きあがったマップを回覧して見せあいました。

続いていよいよ「ぐるぐるマインドマップ」。これはkakobonさんの発案したメソッドで、マインドマップをグループで回覧して描くものです。今回のワークでは、コメントや助言を貰いたい事項をテーマにしたマインドマップ(のセントラルイメージ)を描いて、それをグループで回覧しました。回ってきたマップには、自由に助言やコメントを記入します。メインブランチを描いてもいいし、サブブランチを足してもいい。最後にはいろんなひとのいろんな意見がかかれたマップが手元に帰ってきます。

この「ぐるぐるマインドマップ」のパワーはすばらしいですよ!マインドマップの持つ発想誘発力(マインドマップは発散系のツールといわれていますね)が、テーマに対するさまざまな対処案を引き出します。ある程度マインドマップに慣れていて自然に描ける人なら、ばんばん書けちゃう。

例えば、会議の場で、発言として意見を出すのは結構難しくて、アイデアなんだから質より量が欲しいんだけどあまり数が出なかったりします。改善案として付箋紙を配って書いてもらう形をとって、意見を出しやすくする工夫をしたりしてました。でも、このぐるぐるマインドマップなら一桁ちがう感じです。機会があれば、ぜひ試してみたいです。

最初の目的である、他の人のマインドマップをみてみたい、というのはかなり満足できました。手描きなのでとくに個性がでて、どなたのマップも感心しながら拝見しました。印象はペンの特性に左右されるところがあるので、いろんな種類のペンを使い分けることで、目的(たとえば、アイデア出し、整理、記憶、etc)に応じた描き分けができるかもしれないと思いました。

kakobonさん、参加者のみなさん、すばらしい勉強会をありがとうございました。とても刺激になりました。また次回があったらぜったい参加しますね。