XP祭2009に行ってきました

XP祭2009に行ってきました。

入場者の案内のお手伝いをさせていただいていたので、最初の方(串田さんの講演の途中まで)は聞けませんでした。ごめんなさい。

串田さんの講演では、人との出会い、そこから生まれる変化について熱く語っていただきました。僕は(も?)ビジネスはアジャイルが有効(かもしれない)なひとつのコンテキストでしかないと思っていますが、ビジネスという楔を打ち込んでくれることに異存はありません。気持ちをかきたてられる講演でした。

鷲崎さんの講演では、ソフトウェアのエンジニアリングにおけるパターンの意義を教えていただきました。僕等はパターンランゲージを持ちうるということに、もっとパターンを利用するというかたちで感謝すべきなのだろうなあと思いました。江渡さんの本も再読しようと思いました。

お昼は再会した栗林さんとハンバーグ食べました。ちょっと高かったですね。おいしかったですけど。

午後はワークショップトラックを選択して、林さんのドラムサークルと朝会・問題解決のワークショップに参加しました。僕はサンバとかラテンのリズムやパーカッションが好きなのでとても楽しみにしてたのです。リズムを題材にしたグループワークは実感・感覚の共有の大切さを教えてくれました。その上での名付け、共有。そのうえで共有したものを繰り返しもちいていくことが、プロジェクトファシリテーションでいうところのリズムなんだ、と理解しました。リズムキープを意識できるとき、気づきのアンテナがとてもアクティブになっている。それをまたフィードバックしていくことでチームを改善しながらドライブできる、と確信しました。

ライトニングトークスは一部聞き逃しちゃったのが残念ですが、画像イメージを最大限に用いて行うプレゼンがいくつかあり印象的でした。学びの視点、構造の類似性に着目する、など、刺激をうけました。

倉貫さんの講演ではこの10年のふりかえりと、非日常から日常へ変化するアジャイルの意義について。僕もアジャイルは日常化していくものだと思います。今回の祭でXPJUGの代表を降りられるとのこと。おつかれさまでした。今までありがとうございました。これからもXP実践者としていろいろ教えていただけたらと思います。

懇親会もたいへんに賑やかで楽しい会でした。二次会にも参加させていただいてありがとうございました。今回の祭では(あらためて)対話の大切さを感じました。参加してよかったです。みなさんまた来年お会いできればと思います。

追記:恒例の書籍プレゼントでオーム社刊「プログラミングRuby 第2版 言語編」を頂きました。ありがとうございます。アジャイル動的言語プログラミングに邁進します。