名古屋SGGAE/J勉強会に行ってきました。

ScalaGrailsGoogle App Engine/Javaの勉強会です。場所はニューキャストさん(いつも会場提供ありがとうございます)のセミナールーム。ぎっしり満員の状態でスタートしました。

最初の発表は名古屋Scala勉強会のtantackさんの「Google App Engine for Java入門」。
「休暇モードに入るのはまだ早い!」宣言。クラウド概説、そのメリットと特徴。サーバーの心配不要で開発に専念できる、自動スケーリングとAPIの制限。関連書籍等紹介。2009年のGoogle App Engineの変遷など。

続いて同じく名古屋Scala勉強会のRKTMさんから「Lift on GAE/J」。
Scala概説。multipurposeでObject-OrientedでfunctionalなRun on JVMな言語。Liftは"Cherry-Picking"なWeb-frameworkでScalaでアプリが書ける。GAE/Jでの制約は特にないみたい、ScalaのType inferenceはやはり便利、などなど。

さらにkskyさん@日本Grails/Groovyユーザーグループから、「GroovyなGAE/J:Gaelykでかんたんbot工作」。
Groovyは簡潔で柔軟な動的言語javaとの親和性が高く、資産が活かせてDSL向き。GaelykはGAE/JでGroovyを使うためのツールキット。実際にGaelykでアプリケーションを作ってみるデモ。自作されてるTwitter-botを題材にコツの紹介。文字コードUTF-8で。アップロードするとデバッグが難しいのでログを採りましょう。本格的にやるならjavaのlogging-APIだけど、標準出力/標準エラー出力もリダイレクトされて記録される。URLfetchAPIは重くて30秒ルールにかかりやすいので注意、などなど。

さらに発表者: tyamaさん@日本Grails/Groovyユーザーグループ名古屋支部から「GrailsGaelykでハンズオン」。
GrailsはSpringやHibernateを用いたfullstackのframework、ファイル1個足すとアプリがプラグインになるので再利用性が高い。ダイナミック過ぎてエラーが分かりにくいのが弱点かも。GAE/JでのGrailsアプリ作成ハンズオンはPCなくて見てるだけでしたが、確かにこりゃ生産性高いですね。

最後に参加者からライトンイングトークとして、osimajpさんから「簡単レジュメ生成サービス on GAE」。
マニュアルは他言語で作成するのが当り前(工作機械とかのドメインなのかな?)ということで、マークアップに関するアプリケーションの開発に取り組んでおられるとのこと。markdownは調べてみたい。

今年最後になる勉強会は、大変充実したものでした。年賀状の作成を後回しにして参加してよかったです。ありがとうございました。懇親会も楽しかったです。

あと、この勉強会はGGUG名古屋支部主催Grails/Groovy(G)勉強会と名古屋Scala(S)勉強会のコラボということだったんですけど、名古屋Scala勉強会関係者なのになんにもしなくてすみませんでした。来年は本気だします。