アサーティブは生き方

アサーティブとは、ざっくり言って、個人の境界を大切にし、自分も相手も尊重したコミュニケーション、ということで、ポイントとしては

  1. 相手にも自分にも誠実になる
  2. 堂々と、自信を持った態度で
  3. 相手と対等な姿勢で向き合う
  4. 相手の目を見ながら落ち着いた態度で

ということなのだが、これは簡単じゃないなと感じている。
自分と他人に対して自信を持って対等な姿勢が取れるか?単に他人と会話するときの態度だけでなく、自分に自信が持てる生き方、誰とも対等に接せられるものの考え方や扱い方をしているか?ということになるのだと思う。
どこか自分をごまかしていたり、何かを隠そうとしていたら、自信を持って堂々と振る舞うことはできないだろう。しかし人は弱みを持たずに生きることができるのだろうか?
とここまで書いて、弱みをさらけ出せばいいじゃないか、と思い至った。確かにその通りで、自分が大した人間じゃない、欠点もある、それを認め、それを他人に悟られてもいい、それも含めて自分は誠実に生きようとしてるんだ、だからなにも恥ずかしくも劣ってもいない。逃げたり隠したりする必要はない、と考えればいい。
それができますか、という話で、そこまで自分を客観視できて腹が括れれば、逆にコミュニケーションなんてなんとかなるんだろう。
そう考えると、アサーティブとはコミュニケーション手法などではなく、生き方ということになるなあ、とか考えています。