心理的安全性には責任が伴う

もっとも、「心理的安全性」は“ぬるま湯”と紙一重。チームとそのメンバーに大きな責任や使命、ストレッチな目標が与えられていなければ、雰囲気が快適なだけに、ただの仲良しグループになりやすく、個々の働き方も現状維持に流れてしまいます。今回、グーグルにおいて、「心理的安全性」と生産性との相関関係が認められたのは、裏を返せば、同社のビジネス面での厳しさの表れと見ることもできるのではないでしょうか。

「心理的安全性」とは? - 『日本の人事部』

全く理解できない。なぜ心理的安全生とぬるま湯が紙一重なのか。シートベルト着用が普及したら皆危険な運転をすると考えたか。もし心理的安全性を確保して問題が出るのであれば、問題が明らかになったのでよかった、みんなで解決しようとすればいいだけで、まさにそのための第一段階が心理的安全性だったことを指摘したい。そういうことを言う人は、心理的なんとかを与えればあとは自分が思うように皆が働いてくれる魔法かなにかだと思っているのか。チームのメンバーと建設的な対話ができるための下地なのであって、与えて完了対話など必要なしということがあるわけがない。心理的安全性という言葉を使ったパワハラなんて悪夢だと思ったのでこのエントリを書きました。