(雑感)

組織運営のレフトウイングとライトウイング

モチベーションとかコミュニケーションのマネジメントは組織運営のレフトウイングですね。アジャイル開発のスクラムがカバーしているところもそうだと行ってもいいかもしれません。

組織運営はもちろんそれだけでは片手落ちで、事業を行っていく武器や商品も要ります。商品やシステムやノウハウなどがいってみればライトウイングでしょうか。

ライトウイングは業務知識と経験値の塊なわけで、レフトウィングはそれらの運用に役立たなければ意味がない。ここのところ現場毎にケースバイケースなので、本を読んだり講演聞いたそのままでうまくいくわけもないですよね。難しいのは当然かなあと思ったり。

書籍「JOB理論」に書かれていた、トヨタ生産方式が標準化にうるさい理由

標準化ができておらずばらつきがあると、価値あるメトリクスが取れない。標準化がしっかりなされていれば、生産がすなわち実験とみなせる。だから分析がしやすく、改善もしやすい、というわけ。

なるほどね。ばらつきを許さないというのはかなり厳しい要求なので、そのかわりラインを止める権利を与える、ってわけね。

非認知能力は能力か否か

「非認知能力」を「育てる」「評価する」ってどういうこと? | あすこまっ!

興味深い。「非認知能力」と呼ばれているものを育むことはできると思うんだけど、他の能力の開発と違って、というのは一般的に能力開発には非認知能力が必要だから、非認知能力を育むにも非認知能力前提のトレーニングはできないのでね。それでも非認知能力が全くゼロでなければそのときあるものを前提に、あるいは非認知能力以外の使える能力を使ってトレーニングするのでしょう。ヘレン・ケラーの伝記みたいな感じ?

意見と、その背景にある経験、価値観、感情

なぜあの人と意見が合わないのか? 自己理解や1on1に使える「メンタルモデル」という考え方 - ログミーBiz

認知の枠の4点セット、つまり、意見には、その背景となる経験、価値観、感情がともなっている、それらとセットで意見を把握することがより的確な理解につながる、ということですか、これはよくわかる。

これはストーリーとかJOB理論のJOBなんかとも通じるものがあるような気がします。