適応課題、ナラティブ、ナッジ理論、行動経済学

jinjibu.jp

この記事をたまたま読んでこれはチェックせねばと思い、宇田川先生の本を買ってみたわけです。

まだちゃんと読み切れていないんですけど*1、10点満点でいったら5点かな。宇田川先生の体験とそこから立ち上がるストーリーは説得力があって感動すらしているのですけれども、僕が知りたいのはそれじゃないんです。

この手の記事や本にとてもよくある「すり替え」(だと僕は思っているのです…)があって、それは、読者が変えたい組織なりのスコープを、読者自身と置き換えてしまうことです。僕が訴えたい人達の共感が得たいんであって、僕がスカッとしたいんじゃないんですよ。なんなら僕自身はげんなりしてもいいんです。

もちろんこれが誤読だってことは分かっていて、宇田川先生はまず自分が変わることだ、と言っているんですよね。それはまあ、その通りなんですけど、なんていうかノーガード戦法ですよね。力石だったら死んでますよ先生。

そんなところでこの記事を読みました。

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この記事ではナッジ理論というメタなワードが載ってまして、その外周を調べてみると行動経済学というワード。行動経済学の本一冊持ってたなあと思って本棚見たらこれありました。

まあ読み物として楽しめる(かもしれない)本でしたね。あえて苦言を呈するとすると、バイアスのリストでしかないんです。だから読み物になるんですけど。これをどう使いこなすかは、まあ自分で編み出すしかないのかもしれませんけどね。経験積んで。

というところです今ここ。外出自粛ゴールデンウィークなので、いろいろ考えたり調べたりしてみたいです。

*1:まあどの本もちゃんと読み切れてはいないですけどね