名古屋アジャイル勉強会「春のアジャイル入門」

名古屋アジャイル勉強会「春のアジャイル開発入門」 - connpass

今回の名古屋アジャイル勉強会では、アジャイル入門ということで、要件の洗い出しから実現までの流れを擬似プロジェクトで体験するワークショップを行いました。それなりにツボを押さえたワークができて、アジャイル開発を理解する足がかりになったのではないかと思います。もちろんこれだけで実戦でアジャイル開発を切り盛りできるとまではいきませんが、どのようにチームを観察し、アジャイル的な価値観や原則を当てはめて判断していけばいいか、なんとなく見えた感じにはなったと思うので、この延長線で頑張ってくださいみなさん、という感じです。

ところで、その後のスタッフミーティングで、「アジャイル入門」というタイトルはあまりよくないのではないか、という話がでました。というのは、今、僕らがこの勉強会を開催しているあたりでは、それほどアジャイル熱が高いわけでもなく、だからアジャイルについて知りたいとかアジャイルについて知る必要があるとき、わざわざ勉強会に行く動機がどれだけあるか、というと、けっこう厳しい感じがあるわけです。ぶっちゃけた話、ネットで検索してヒットした記事を読めばそれなりの知識は得られるし、多くの人はそれでよしとするのではないでしょうか。そんな状況で、「入門」とか言ってても、訴求力が弱い。そうじゃなくて、ターゲットの人たちの問題や課題を解決することを提示するほうがいいんじゃないかと。僕らの勉強会のターゲットは、中堅エンジニアやリーダー、マネージャーくらいの人たちです。そういう人たちが、チーム開発の現場でなにに困っているか、そこを解決するヒントが得られますよ、といいたいよね。と、そういう感じです。今後の勉強会のテーマ設定、告知のしかたに反映していこうという話になりました。