(コロナ関連雑感、2021年8月)

国の大臣や分科会の会員、知事などが、このお盆の帰省を避けるように呼びかけている。

だが、為政者たちが求めているのは、帰省するとつい宴会とかやっちゃうだろうけどそれはめっちゃ感染するのでやめて、であろう。彼らは、国民は頭がそれほど良くないと考えていて、帰省はいいけど宴会はだめというような言い方ではだめ、宴会がそもそもできないかたちを要請しなきゃと思っているようだ。(理屈はわかるが賛同はできないし不愉快である)

一方で、国内の高速道路の交通量であるとか、公共交通機関の利用者数は一定数を保っており、人流を抑えるなんてされていない。そのなかで帰省だけしないようにせよ、は、

人によっては、二枚舌、非科学的、非論理的、なんだよいちゃもんばっかりつけやがって、という印象を持つだろう。

この不毛な対立。今のやり方であればすべて致し方ない。つまり、対立、反発、非難はやむなしということである。

なんともひどいよのなかだ。