2016-01-01から1年間の記事一覧

ウォーターフォール型プロセスを前提に話すということについて

先日読んだこの記事(テスト計画の立て方 - Qiita)はとても良い内容で、大変勉強になったので感謝したいです。なのですが、本論と関係ないところでちょっと気になったことがあります。今日はそれについて書きます。上記記事は、V字モデルをなす開発プロセス…

名古屋アジャイル勉強会「レジリエンスを高める組織づくり」 - connpass

レジリエンス、という(僕にとっては)聞き慣れないキーワードをテーマでした。弾力とか回復力と行った意味ですが、システムが備え持つべき属性であり、特に今日ではトラフィックの急激な変化やセキュリティ関連で取り上げられることが多いそうです。アジャ…

チームで働くということ、目標評価制度、僕のメンタルヘルス

会社で社外講師を招いたチームビルディングに関する講演を聞きました。内容を要約すると、 社会環境、ビジネス環境が変わってきている今、変化にスピードとアイデアで対応していくためには、「今までどおりのやりかた」ではだめ チームで仕事することによる…

名古屋アジャイル移動図書館「リーン&アジャイル」ブックトーク会 - connpass

名古屋アジャイル移動図書館ブックトーク会は、毎月月替りのテーマで用意される書籍を15分ほど読んで感想や気づきをまとめ、参加者同士で発表し合い、コメントしあう(雑談する)、ちょっと変わった形の読書会です。今回のテーマは「リーン」で、山本は以下…

うつむくことないさ、さあ、前を向いて行こう

愛知県全域をホームタウンとするサッカーチーム名古屋グランパスがJ2降格となってしまいました。非常に残念なことです。しかしちゃんとしたルールに従って戦った結果なので、その事実は受け入れます。と同時に、その過程で感じたことにはとても受け入れがた…

自尊感情の低さをみくりさんに心配して貰える平匡くんはいいなあ

なんかこのところずっと仕事がうまくいかなくて、特にコミュニケーション、意見のキャッチボール、その結果を作業や成果物にフィードバックする、ということがうまくできません。モチベーションも低いし、緊張感は強いし、会話をすると緊張して、自分の意見…

名古屋アジャイル勉強会「ウォーターフォール×アジャイル」 - connpass

久しぶりにワークショップリーダーをつとめました。ウォーターフォールもアジャイルも、どちらもメリットと難しさが(ほぼ表裏の関係で)あります。どちらにしても手段でしかないので、有利な方でやればいいです。といえば簡単なのですが、しがらみとか、力…

お父さんの借金は全部返したので芸能界は辞めますってなんという潔さ

モンキー高校と侮蔑される教育困難校の実態 | 学校・受験 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 これが現実なんだろう。まだ十分に自我や行動をコントロールできない子供達がこのような状態になるのは想像できる。彼らが十分な教育を受けられない状…

名古屋アジャイル移動図書館「アジャイルなソフトウェアテスト」ブックトーク会 - connpass

ソフトウェアテストHAYST法 ソフトウェアテストHAYST法入門 品質と生産性がアップする直交表の使い方作者: 吉澤正孝/秋山浩一/仙石太郎出版社/メーカー: 日科技連出版社発売日: 2007/07/26メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 86回この商品を含むブログ (21…

名古屋グランパスを見ていると、トヨタのことを信じられなくなる

僕はトヨタ生産方式のカイゼンを学ぶところからアジャイル開発に入ったクチなので、トヨタ生産方式をかなり真に受けて信じています。ですが、名古屋グランパスを見ていると、その気持ちが大きく揺らぎます。2010年のリーグ優勝をピークに以後中位力を遺憾な…

名古屋アジャイル勉強会「めざせスクラムマスター」

参加しました。 スクラムマスターだのコーチだのが必要っていったいなんなの?意味分かんない。とか言う人もいるようですね。まあ、考え方は人それぞれですけど、僕はコーチというロールを定義して必要としているところがスクラムの先進的なところだと思って…

名古屋アジャイル移動図書館「ソフトウェアのかんばん、TPSのカンバン」ブックトーク会

アジャイルサムライ アジャイルサムライ−達人開発者への道−作者: Jonathan Rasmusson,西村直人,角谷信太郎,近藤修平,角掛拓未出版社/メーカー: オーム社発売日: 2011/07/16メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 42人 クリック: 1,991回この商品を含むブロ…

センスの磨き方

去年くらいから絵を描きたくなった。それと同時に絵の勉強っていうか、過去の名画とか今評価されているものとか流行とか、そういったものに関心を持つようになった。 ちょうどPinterestを使い始めたところで、アート関連のボードやユーザーを積極的にフォロ…

名古屋アジャイル勉強会「ふりかえりでアジャイルなチームを育てる」

この日は参加者が僕だけで、残念ながらワークショップはできませんでした。一応時間いっぱい、ネットのアジャイル関連記事をいろいろ読んで考えて、家に帰ってビールを飲みました。まあ、長く勉強会をやっていれば、こういうこともあると思います。また、次…

名古屋アジャイル移動図書館「ふりかえり&ファシリテーション」ブックトーク会

以下の二冊を読みました。 ソフトウェア開発を成功させるチームビルディング ソフトウェア開発を成功させるチームビルディング 5人のチームを上手に導く現場リーダーの技術作者: 岡島幸男出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2009/03/26メデ…

書籍「今すぐ実践!カンバンによるアジャイルプロジェクトマネジメント」レビュー

監訳者の長沢さんから献本いただきました。ありがとうございます。ようやく一通り読みましたのでご紹介します。今すぐ実践! カンバンによるアジャイルプロジェクトマネジメント作者: Eric Brechner,長沢智治,クイープ出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2016/…

名古屋アジャイル勉強会&わんくま同盟 名古屋勉強会「Coderetreat素振り会」

ほぼほぼ一参加者として参加しました。最近は会社でも家でも全然コード書いてなくて、あんまりアレだとまずいかなと思って二三日前にちょっとGame of Life Javaで書いてみたけど上手く書けなくて、これはあかんかな…と思いながら参加しました。 午前中のスプ…

名古屋アジャイル勉強会 「ユーザーストーリーで学ぶスクラム」

ユーザーストーリーマッピングは技法としては知っていて、プロダクトの全体像を掴み個々のユーザーストーリーの位置付けを把握するために有効だと認識もしているつもりでしたが、なにせ実戦で使ったことがないのでもうひとつ分かっていませんでした。 今回の…

名古屋アジャイル移動図書館「アジャイル手法スクラム」ブックトーク会

スクラム 仕事が4倍速くなる“世界標準”のチーム戦術作者: ジェフ・サザーランド,石垣賀子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/06/24メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見るまえがき、目次、解説、あとはパラパラめくって目…

組織にテストを書く文化を根付かせる戦略と戦術

和田卓人氏 タワーズ・クエスト株式会社取締役社長 資料:http://www.slideshare.net/t_wada/test-strategy-and-tactics 社内講演会に和田さんに来ていただきました。僕も聴講できたのでそのメモです。基本から、最近の知見まで、まんべんなく丁寧に説明いた…

名古屋アジャイル勉強会「一言で言うと、アジャイルって何なの?」

今回はワークショップリーダーを努めました。 アジャイルという言葉もすっかり普及して、いろいろな人がいろいろな文脈で使うようになってきていると思います。その考え方の根底にあるものを再確認して、どのようなシーンであってもその意図するところが汲み…

第I部 Agile Japan2016 (5/31東京開催)から

和田実行委員長あいさつ 「アジャイルジャパンは、アジャイルを考える場、様々な立場、関心、手段、を繋ぐ」 基調講演(1)「スクラムがイノベーションを加速する 〜ソフトウェア以外にも適用されはじめたアジャイル〜」 Joe Justice 氏 President Scrum in …

AgileJapan2016<企業内サテライト>富士通(新横浜)

サテライト<名古屋>に参加予定だったのですが急用で参加できませんでした。こちらには参加できました。

名古屋アジャイル移動図書館「導入しやすいアジャイルプラクティス本」ブックトーク会

アジャイルプラクティス 達人プログラマに学ぶ現場開発者の習慣 久しぶりに読み返しました。第一章と第八章を読みました。 第一章 「ソフトウェア開発はもはやプロジェクトですらない」 継続的な開発、価値探求こそが今日の開発 「まとめて後でやる」をしな…

The Art of アナと雪の女王

もう一冊、大ヒットアニメーション映画「アナと雪の女王」のコンセプトアート集です。The Art of アナと雪の女王(ジ・アート・オブ アナと雪の女王)作者: チャールズ・ソロモン,高木了,ジョン・ラセター(はじめに),クリス・バック(まえがき),ジェニファー・…

ロン・ハズバンドが教えるクイックスケッチ

ロン・ハズバンドが教えるクイックスケッチ 瞬間を描きとめる:アーティストのデイリートレーニング作者: ロン・ハズバンド,Ron Husband,平谷早苗,株式会社Bスプラウト出版社/メーカー: ボーンデジタル発売日: 2015/05/17メディア: 大型本この商品を含むブロ…

PDCA分からないとお嘆きのあなたへ

OODAループ - Wikipediaこれフィードバックループの捉え方としてずっと自然で理解しやすいと思いました。なんですけど、それ自体もさておき、発案者のジョン・ボイド氏の逸話が興味深すぎます。 ボイドは、この洞察をさらに進めて、戦闘機パイロットの意思決…

アジャイル開発における理想と現実と

アジャイル時代のプロジェクトマネジメント入門(3):「アジャイル」という言葉が一人歩き――アジャイル開発における理想と現実 - @IT大変興味深い連載です。今回の記事では、アジャイルにしてもそれまでのやり方にしても、とにかく形式的に固定的に捉える…

ボットとAIの世界

近い将来、Facebookや2ch、Yahoo!ニュースの掲示板、Twitterなどには、botが書き込みを行なっているだろう。botは賑やかしやちょっとしたジョークとして使われ始め、単純で機械的な発言は時に場違いであるがゆえにおかしみを醸しだす。botはやがて、オーナー…

キライの反対はスキじゃなくて無関心

批判が多すぎて意味がわからないのだけれど日本っていつからこうだっけ? - Enter101僕も誰かが何かを批判しているのを聞くと平静ではいられないタイプなので、この人の言っていることはわかる気がする。批判が気になって仕方がない。はてなブックマークのコ…