名古屋アジャイル移動図書館「ふりかえり&ファシリテーション」ブックトーク会
以下の二冊を読みました。
ソフトウェア開発を成功させるチームビルディング
ソフトウェア開発を成功させるチームビルディング 5人のチームを上手に導く現場リーダーの技術
- 作者: 岡島幸男
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2009/03/26
- メディア: 単行本
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「現場リーダーの技術」の加筆改版本とのことです。
序文(平鍋さん寄稿)
今日必要なリーダー象
- プロジェクトの目的を示す
- メンバーに役割を与えてチームを作る
- メンバーの自主性を引き出す
チームはある日突然チームになったりしない。少しずつ、行きつ戻りつしている。手をかけ、その意図があれば、少しずつよいチームになっていく。
第3章 ふりかえり
KPTによるふりかえり
- 目的を確認。いつ(からいつの期間の)なにをふりかえるのか、共有できていることを確認する。
- グランドルールを定める。必要なら確認する。
- 意見の批判は×
- 個人責任の追及は×
- 過去の記録を見ながら行なう
- 過去のKPTボードを継続的に使うのが一般的
- 付箋紙に一件一葉で書いて、ひとりずつ一枚ずつ発表する。平等な発言権。
- 署名は不要。適度な匿名性。
- 似た意見は近くに貼る。同じとみなせるものは重ねる。
- 共感、同感の表明は歓迎する。
- 反対意見を歓迎する。
- 対立する意見については、どちらかを選ぶことよりも、その背景を共有することで知見を深めることを価値とする。
- 他人のProblemに対するTryを歓迎する
継続は力なり。KPT以外の手法もよし(「アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き」など参考になる)。
カンバン仕事術
- 作者: Marcus Hammarberg,Joakim Sundén,原田騎郎,安井力,吉羽龍太郎,角征典,?木正弘
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2016/03/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「10章 プロセスの改善」を読みました。
ふりかえりの5つのステップ
ふりかえりをいつ行なうか?
タイムボックス開発を行なっているなら、スプリントの終了時。カンバンなら(タイムボックスがないので)、チームにとって自然なサイクルで。具体的には1ないし2週間に一度とか。