『会議が絶対うまくいく法』/マイケル・ドイル&デイヴィッド・ストラウス
コマンド&コントロールでは限界があって、コラボレーションでエンパワーするしかない。会議は組織の象徴であり、コラボレーションの改善は劇的な効果を生むというのも全く同感だ。この本は整然と理論的でありながら、優れて実践的で、すばらしいと思う。
早速試してみたけれど、
- 議題を全員が理解していることが大切
- 大体において、これができていない
- 背景や前提となる事項について明確にして合意することに十分に時間を割くとよい
- これには会議の時間の半分を充ててもいいと思う
- 会議をどのようにすすめていくのか(プロセス)について、冒頭で明確にしておくとよい
- ガチガチに決める必要はなくて、大筋と、あとは発展的に進めるよということで同意しておけばいいと思う
- タイムボックス毎(一定時間毎の休憩の後とか)に簡潔に振り返りを行いフィードバックすることで上手くすすめられると思う
- ファシリテーターはそれほど難しい役割ではない
- 主役はメンバーであり、困難な状況になったら正直に言って解決案を募ればよい
- タイムキーパーが別にいるとさらにやり易い
- ファシリテーターがメンバーやリーダーを兼ねるのはかなり難しい
- 本人にとっても、他の人達にとっても
- 板書された会議メモは、会議そのもののリアルタイムでの見える化であり、かなり効果がある
- よい会議をするために工夫しようという姿勢をみんなで取ること自体で、コラボレーションは向上する
と思いました。もっと練習を積んでみたいな。