卒業の日

息子の卒業式に出席する。入学したのがついこのあいだのことのように思えるのに早いものだ。

会場は学校の体育館。証書の授与は館内ほぼ中央に設けられた演台で行われ、証書を受け取る卒業生に正対する位置に用意された父兄席から参観することができた。また卒業生と在校生が向かい合う形で歌を交換するなど、人中心のよい演出だった。

父兄への感謝の言葉もあった。こちらこそありがとう。君達の成長がなによりの贈り物だよ。

式の後に担任して頂いた先生とお話することができた。先生は息子が学校行事で演奏するチャンスを何度も与えてくださった。息子に必要なものを見抜いて与えてくれる人がいた幸せ。それを通じて得た経験と自信は、先生のおかげです。本当にありがとうございました。

ひとりぼっちじゃないってわかっているから、明日も頑張れるよね
この先の道は曲がりくねっているかもしれないけど大丈夫
卒業の日のことを忘れない

お昼前に式は終わり、お昼ご飯を終えるとすぐに、息子は友達遊ぶと出ていってしまった。感慨にふけってるのは大人だけのようだ。