テスト・ファーストによる設計

Java World (ジャバ・ワールド) 2005年 11月号の特集「テスト・ファーストによる設計」を読んで。

形式手法というのはぜんぜんピンとこないんだけど、スペック記述としてのテストをモックを使いながら書いていくことで、実装に踏み込まずして実行可能な仕様を作り上げていく、というのはいけているかもしれない。

以前ちょっとした部品を作ったときに、仕様を決めて、そこから要因分析して組合せを考えてテストを一通り書いて、それから実装する、ってやってみた。でも駆動される感覚が全然なくて正直言って面白くなかったので、そういうのは好かないなあ、テストを少しコードを少しで進めるのがいいなあと思っていたんです。でも、そうすると今度は設計と実装の切れ目がなくてテストとしてはアドホックになりがちで困ったな、などと思っていたのですが。

このテスト・ファーストによる設計(とそれに対する実装)ってのはまだ試してみていないので、ぜひなにかお題を見つけて実感してみたい。