『好調日本に潜むシステムのわな』

何気なくテレビをつけたら、テレビ東京ワールドビジネスサテライトをやっていて、最近目につくITシステムトラブルを扱っていた。

http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/2006/01/06/tokushu/o1.html

その背景についてコメンテーター曰く、日本人は真面目で複雑さに頑張りで対処しようとする、が、限界を越えて失敗している、と。対策の取組例として、豆蔵さんのオブジェクト指向要求分析セミナーが紹介されていたのが興味深い。

保守しやすく品質のよいシステム/ソフトウェアを実現することを念頭において、よい設計を指向することが重要というのはまったく同感だ。そのための考えかたはオブジェクト指向の原則に示されているし、テスト駆動開発という方法論もある。

頑張りだけでどうにかするのは無理があるというのも同感で、我流構造化設計に基づいて実装し、徹夜のデバッグで辻褄をあわせるという事例を見ることが少なからずあるけれども、やっぱりもうそういうのは止めた方がいいよ。