ウォーターフォールモデルっぽいプロセスが好きになれない理由

一直線に並んだ工程を滝のように滑り降りていく工程モデルは、はっきり言ってバグってる。例えば設計や実装のフェーズではその正しさを試してみることができない。ということは、その時点で多少のバグを作りこんでしまうことはしょうがないということだ。ところが、後工程で目論見通りバグを見つけてめでたく手戻りとなっても、戻る先がない。これはバグでしょう。

もうひとつ。バグを作りこんでおいて、後からそれを除去する。それでは、どれだけデバッグすればいいのか。検出バグが減少し安定するまで?それまでひたすらテストを続ける?テスト担当者を奴隷かなにかだと思っているのだろうか。人間不信を価値としているのだろうか。

バグを作るなと言ってはいないつもりだけど、そろそろ断っておかないとヤバイかな。バグを極力作りこまないで済ませるための工夫と、それでもあるバグへの対処が自然に行える仕組み。お手本はあるし、やり遂げるちからがない僕達じゃあないと思うよ。