なぜ私はコミュニティに参加するのか

で、インタビューで聞かれたことについて、せっかくなのでもういちど考えてみました。

いろんなコミュニティがあってさまざまだと思いますが、僕の理解というか印象だと、コミュニティは有志の活動で、参加できる人が参加できる範囲で参加します。どんな貢献であってもそれはプラスで、貢献できない時があったとしてもそれはマイナスではない。自然とプラス志向になります。また、流動的な組織や活動だからか、成果よりもそのときそのときの気づきを重視します。僕は会社員なわけですが、会社での仕事が責任と成果のモデルだとすると、コミュニティはその逆の場所にあると言えます。なかなか会社の公式な場では得られないものがコミュニティにはあって、コミュニティに参加することで自分のなかでやっとバランスがとれている部分があります。

昨今はブログやソーシャルネットワークといったシステムが普及してきて、遠く離れたところにいる人と気づきを共有することができます。ただし、星の数ほどもあるブログからどうやってその相手をみつけるのか、また言葉だけのコミュニケーションから誤解を減らしリアリティを増すにはどうしたらいいのか。そういった課題があるわけですが、その解のひとつは実際に会うこと。コミュニティのイベントに参加して顔を会わせてみること、特にコミュニティの懇親会などはその絶好の場であると言えるでしょう。

オフラインのイベントについてはとにかく参加してみて体験してみて自分がなにをどう感じるか、そこに面白さがあると思っています。そういうことを楽しめる自分でいたい。また、恩送りという意味でもっと貢献したいというのがあるのですが、今のところそこまではできていないので、これは今後の目標です。