計画は手段なので、もっと大事なことが当然ながらある
さて息子の定期試験の話。
試験期間が始まる前に息子が立てた勉強の計画は、こんな感じだった。すなわち、
- 各教科の試験範囲とやらなきゃいけないことを洗い出す
- 一日に三教科勉強するものとして、試験から逆算してどの日にどの教科を勉強するか決める
- 一教科あたり何日(何コマ)勉強できるかが決まるので、そのコマ数でやらなきゃいけないことを割り、一コマあたりのアクションアイテムを決める
- あとはそれを粛々とやる
なるほどねえ。ブレークダウンだね。悪くない。でもそれをただそのままやると、自分がどのあたりが苦手かを知りそれに対策するということがあまりできない。なので、
- 漢字とか英単語とか基本用語とかのベーシックなところは先に洗い出す。それは期間全体を通じて何回も繰り返しやる
- 直前の週末までに一通りみて、それ以降は弱点克服に充てる
というように見直してもらった。そして、平日彼となかなか話ができないのだけれど、朝とか話ができるときには、どんな調子?と声をかけてみた。もちろん「計画通りに進んでいるか?」ということを訊いているのではなくて、「計画に沿って進めていることと思うけれど、そこで気づいたことや気がかりなことはなに?それはどうしている?あるいはどうしようとしている?」という意味だ。
週末は一緒に漢字書き取りバトルをしたり、数学のおさらいにつきあったりした。僕はあまり漢字が書けないので、彼にはよい弱めのライバルとなるのだ。
今日がテストの二日目で、なかなか苦戦しているようではある。これまでのテストでも点数という垂直的結果があまり伴っておらず、それは残念なことなのだけど、経験からフィードバックして有効な学習ができるようになっていくという継続的成果がすこしずつ上がっているのではないかと思っている(メトリックスが甘いので数字では示せないけど。ここは僕の課題だなあ)。
ま、あと一日、是非頑張って欲しい。