XP祭り2007
XP祭り2007に行ってきました
XP祭り2007 〜XPブートキャンプだ!〜
http://xpjug.s270.xrea.com/modules/weblog/details.php?blog_id=7
冒頭のジャグリング・ワークショップで、普段全然練習してないのに偉そうに投げたり助言したりてしまいました。あの程度なら自分にもできるな、と捉えてもらえていればいいのですが。
倉貫会長の代表挨拶はXPへのラブレターでなかなか感動的でした。自己開示重要ということでしょうか。XPの概説の後、コミュニティを自分が変わる最初の一歩であると言っておられたのが印象的に残りました。
平鍋さんのAgile2007レポートでは、pointとして、AgileがEnterpriseとの対立ではなく共存として語られること、peolpe、 TDDが挙げられました。うーんやはりTDDがきてるらしい。発表資料のタイトルだけでも眺めておこうと思います。それにしても五日間のカンファレンスってのはすごいですね。知恵熱がでそうです。
お昼は近所のスーパーで買ってきて、会場前の公園スペースで、小島さんとお話させていただきながら頂きました。ちょっとしたピクニックのようで、なんだかよかったです。
午後は天野さんがリードするXPチュートリアルに参加しました。ワークショップはやはり楽しいです。今回感じたことは、ふりかえり重要、現実は決められた世界ではなくて模索し調整していく世界であること、テスト指向重要、といったところ。多分ワークの内容(今回はマジックハンドの自作とゲーム)はなんでもよくて、繰り返しとふりかえりによる学習を体感することがポイントだと思います。これをなんとか実際のプロジェクトに持ち込みたいものです。そのままの形が無理でもなにかそのエッセンスを。
ライトニングトークスはあいかわらずの盛況。印象に残ったのは、伊藤さんのXPとロックの対比。演奏者が音楽する姿勢とプログラマーがコードを書く姿勢には近いものがあると僕も思います。渋川さんの、保守開発でこそ技術的トライをすることがリスク分散であるという慧眼。五十嵐さんの思いやり駆動開発。なんど聞いてもいいですね。僕も素振りしなければ。木下さんのカンバン方式、問題を改善点のヒントとして自然に捉えておられるのはさすがです。角谷さんの、TDDは思想と思想のスタイルである、というのは、なんとなく分かるというか分かりたいのですが、具体的にまだ僕にはよくわかってないのが残念ですが、とっつきのヒントは頂きました。角野さんのぼやきの会ですが、ぼやきつくして自然に前向きになるまでにいったい何時間かかるのかが恐くて実践できません!
懇親会では、なんと長崎という遠方から来られていた古里さんをはじめいろいろな方とお話しさせて頂きました。ありがとうございました。念願だったDear XPのカバー(サンバ・バージョン)をこじんまりとですが披露できたのでよかったです。
そうだ懇親会中のライトニングトークスは、酔ってるしちゃんときけなくてMOTTAINAI(お、エコワード)ので、やはり本編の中でやってもらったほうがいいように思います。
書籍プレゼントでは「マインドマップから始めるソフトウェアテスト」を頂きました。帰りの新幹線のなかで斜め読みしただけですが、分かりやすくてやってみようという気になる、いい本です。
では改めてふりかえり重要ということでふりかえりを。
- Keep
- 参加する
- ジャグリングボールを持っていく
- 普段お会いできない方とお昼を食べる
- 楽しむ
- Problem
- ジャグリングの練習を怠っていた
- 懇親会では知合いと話す時間が長かった
- 串田さんや他のみなさんとセッションできなかった
- Try
- 次回はライトニングトークスで話す
- 懇親会で話かけやすく/話かけられやすくするための工夫をする
- セッションする
スタッフのみなさん、ワークショップでご一緒させて頂いたみなさん、お話しさせて頂いたみなさん。日本XPユーザーグループのみなさん。ありがとうございました。