Java Edgeの第一回ライブセッション

名古屋のJavaコミュニティJava Edge第一回ライブセッションに参加してきました。その感想など。

大事なことから最初に。スタッフのみなさん、講演してくださった丸山先生、鈴村さん、藤井さん、会場を提供してくださった日本オラクルさん、そして参加者のみなさん、とても楽しくて刺激的な時間をありがとうございました。

丸山先生は持ち時間の間にほとんどJavaに触れられなかったんじゃないかな。概ねGoogleのシステムのアーキテクチャのお話で、それらを大変面白いですねと語る丸山先生の口調の心地よさを感じていました。クラウド・コンピューティング、数万台あって毎日数十台が壊れるPCサーバー群、それをカバーする分散ソフトウェアインフラレイヤー、そのモチベーションの根源にある自分で作る楽しさ。

鈴村さんのお話で印象に残ったのはマインドセットに関するところで、地域格差は技術力で築いた信頼があればなんとかなる、上流指向よりも上級指向ではないか、というところ。なるほど。それにしても、御自宅の衛星写真インパクトありました。

藤井さんには多分かなり手加減して頂いていたのでしょうけれどもアジって頂きました。名古屋は開発者の顔が見えない・はみださないというのはそうかもしれません。イノベーション民主化オープンソースによる中抜きが進行しているなか、Globalに考えて振る舞うこと、名古屋の人は派手好きなんだからもっとはじけていきましょう、と。

そして懇親会はみごとにはじけて楽しくて、やっぱりね、思いを語ることが大事だなと思いました。技術、ビジネス、大事です。でも、思いの上にあってこそなのかな、と。次があったら僕もなにか話さなくては。そのためには、自分は何者か、何を思っているのかをはっきりと見定める必要があります。エレベーターテストステートメントだ。ちょっと考えます。

Java Edgeライブセッション、これからもぜひ続いていって欲しいです。懇親会のあの盛り上がりからしても、Java Edgeという集まりは待たれていたのだと思います。この共感を、懇親会だけでなくてライブセッション本編の時間で共有することを意識したら、もっといいんじゃないかと思いました。例えば、参加者同士で感想や意見を交換しあう座談会の時間を、15分でもいいから、終会の前に持つとか。そこでメモでも残していってもらえば、次回へのTryを得ることもできるでしょうし。

ともかく楽しい夜でした。