名古屋アジャイル移動図書館「問題解決手法本」ブックトーク会
今回は問題解決がテーマということで、次の二冊を読みました。
考える力をつける3つの道具(岸良裕司、きしらまゆこ著、ダイヤモンド社刊)
全体を通読しました。簡潔に分かりやすく書かれている本です。
- 正解のない問題に取り組まなければならないのが現代であり人生
- 考える力が必要
- 3つの道具が役に立つ
- ブランチ:現実を整理する図
- クラウド:ジレンマ(対立)を整理し解消する図
- アンビシャス・ターゲットツリー:目標を実現する道筋を見つける図
- サン種類の図を使いながら、順序立てて考えて、行動できるところまで行く
- そのために好ましい思考・志向:客観、楽観、学び、発想
- 問題とは、理想と現実の差。すなわちジレンマ。解消はすなわち問題解決
- 仕事には、オペレーション(決めたことを遂行する)と、問題解決(発想を問う)がある。人や仕事毎にその比率はまちまちだろうけど、僕は後者の比率が高いほうがいいなあ
- 「アンビシャス・ターゲットツリー」は正しい名前だけど、フレンドリーではないな。岸良さんの訳は一貫して、正確性を重視してカタカナ化してることが多い。
問題解決フレームワーク大全(堀公俊著、日本経済新聞社刊)
まえがきと目次を主に見ました。あとぱらぱらめくってきになったところをつまみ読み。
所感
- 自分で決めた目標、解決行動ならやる気がでる
- やる気が出るからやるのか?やるからやる気が出るのか?
- 問題解決について、個人的に知識や技術を増やしたりするアプローチはよくみるけど、チームとしての問題解決について論じたり強化する視点のものは少ない気がする。
- 問題解決としてのアジャイル
- 問題解決のために、なにが正しいのかジャッジすることがある。というか、各自の考えのどれが正しいのかの争いが行われる。けれど、正しい/正しくないの世界から、よりよいの世界へ行くのが、よりよいのではないか