オブラブ2006夏イベント感想

今回の(こちらが感じた)裏テーマは「体」でしょうか。

会場前まで駅で一緒になった"アジャイルは勝つ"和田さんと一緒に歩いてくると、なんと平鍋さんがお出迎えでびっくり!一挙にあたたまりましたよ。

そしてとても暑い熱い一日の始まり。

今回のスタッフの皆さんの小道具はサンバイザー。イベントのイメージカラーはたぶん黒。カッコいい系ですね?

羽生田さんの基調講演 『エンジニアと守破離:ソフトウェアの弁証法』は、いろいろなものの価値を俯瞰させてくれるいい講演でした。モデリングの部分が割愛されてしまったのが残念ですが。身体性と全体性がコミュニケーションの21世紀バージョン。日本語の「モノ」が極めてオブジェクト指向的である、とのくだりは強く印象的でした。

和田さんの『デベロッパーテスティング - ソフトウェア開発者の基礎体力』。「「Test」という言葉について(PDF)」のときから決めてました、ということで聴講させて頂きました。全体には開発者の視点からテスト駆動開発を概説するという感じですっきりと理解できました。健康宣言を壁に貼るので早く資料を公開して欲しいです。

お昼は時間がなさそうなのでと朝のうちにパンを買っておいたら、今回は長めのお昼休憩時間を取ってあったのですね、なんとなく外のベンチで食べました。パンは残しておいて、誰かといっしょにランチすればよかった。失敗。これは次回のTRYにします。

午後は、牛尾さんの『オブジェクト・ゲーム』〜コードを使わず最速でオブジェクト指向がわかる方法〜。CRCカードみたいなカードをペーパープロトタイピング的に使ってオブジェクトのコラボレーションを体感するセミナー。ポリモーフィズムがもうひとつスカっと決まらないのでバージョンアップに期待したいというか僕も思い付いたら連絡します。近いうちにデザインパターンをオブジェクト・ゲームで体感する会とかやってみます。

パネルディスカッションは、あーごめんなさいメモもちゃんと取ってなかったし、あまりよく覚えてないです。

ライトニングトークスはあいかわらず良かったです。あまのりょーさんの発表は前回の寺田さんの発表と同様の強烈なアハ感があって参りました。僕が一番好きだと思ったのは大森さんの発表です。僕もがんばろうと思いました。

懇親会も楽しませていただきました。多くの方とお話できてよかったです。それと、Tシャツはありがとうございました。うれしいです。ああでも後から考えたらもっと話しておきたい方や話題が沢山ありました。これもまた次回へのTRYにします。

また次回を楽しみにしています。ありがとうございました。なにかコントリビュートできることないか考えますネ。