ミュージカル「レ・ミゼラブル」

中日劇場での公演を観てきました。今回は映画で予習ばっちりで望みました。席は二階の端の方ではありましたが、迫力ある歌と演技で引き込まれて観ました。あっという間の3時間でした。
今回観て思ったのは、悔恨と逃避のジャン・バルジャンの人生と、若さ故の青さと熱さにあふれたマリウス達学生の人生が織りなすコントラストでした。ジャベールやエポニーヌの生き様もそれぞれにドラマがあります。テナルディエ夫妻でさえ単なる狡猾な小市民として描かれるわけではなく、様々な生き方が交錯し奏でられるシンフォニーとして、今回の観劇は胸に迫りました。生の迫力はまたたまらないよさがありますね。よい夜でした。