JaSST'13 Tokai

JaSST'13 Tokaiに参加しました。今回は二年ぶりにSIGオーナーを務めさせていただきました。お題はちょっと悩みましたが、素直に僕自身が今いろいろ考えているテスト駆動開発ユニットテストをテーマにしました。僕のSIGには9人の方に参加いただきました。二グループに分かれていただき、それぞれのグループで議論を行ってもらいました。

各グループの議論を聞いていて、テストの自動化やテスト駆動開発にたいする関心や必要性認識の高まりを感じました。同時に、既存の組織ルールやメトリクス指標、組織文化や品質担保をどう行うかという理由で導入できていない人が多いように思いました。
テスト駆動開発によるユニットテスト、あるいはユニットテストフレームワークを利用したユニットテストの自動化の効果とその範囲をよく見極めて、既存のプロセスの中に組み込んでいくことは十分に可能であると感じられました。
そのためにも、テスト駆動開発に対する正しい理解が必要と感じました。この点で地域アジャイルコミュニティのスタッフとしてさらに貢献できるよう頑張りたいと思います。
終始積極的に議論に参加し、とてもよい雰囲気でSIGを進めてくださった参加者の皆様、準備や支援に尽力いただいたJaSSTスタッフの皆様に感謝します。ありがとうございました。

JaSSTは、参加するたびに思うことですが、工学的な部分と人間系の要素のいずれにおいても高い意識を持った人が集っている印象です。すばらしい場ができていると思います。大いに刺激をうけました。