Fearless Change読書会

待望の日本語版が出版されたFearless Changeの読書会に参加しました。
Fearless Changeを読んでみてこれはいいなと思う点は、まず、パタンランゲージの好例だということです。いくつものパターンが文脈にそって組み合わせて利用される。そうやってもっと大きなパターンが生まれる。パターンがランゲージを形成するさまがよく現れています。なるほどパターンとは単なる定石のカタログ形式記述にとどまるものではないということですね。それから、ひとつひとつのパターンの根底に流れる、変化を抱擁しようとする姿勢、勇気を肯定し支援しようとする気持ち。シンプルで前向きなスタンス。こういったものを基本的な信条にして生きていきたいと思いますよね。
読書会としては、ちょっと難しいというか、本の内容について議論するという感じにはならなくて、読んだ感想を元に、各自の体験や考えを述べて交換する会になりました。これはこれで興味深い話が聞けました。
また折にふれこの本は取り上げたいと思います。参加してくださったみなさんどうもありがとうございました。