名古屋アジャイル勉強会「望ましさによる優先順位付け入門」

参加しました。
さてまず、なぜフィーチャー(ソフトウェア開発における「やるべきこと」)優先順位をつけるか、確認しておきます。それは、多くのことを一度にやりたくないからです。やることを絞り込んで、そのかわり、やると決めたことは素早く無駄なく行いたい。そのために、優先順位付けが必要なのです。
優先順位をつけるということは、やるべきことフィーチャーについて、深く理解することです。優先順位をつけるための調査や検討を通じて、チームはやるべきことについての理解を深めます。十分な理解と、狩野モデルなどのアルゴリズムに基づいて、フィーチャーに優先順位をつけることができます。
今日のワークショップでは狩野モデルに基づくフィーチャーの評価を行ないました。実際にやってみると、アンケートや評価マトリクスが工夫されたものであることがわかります。また、同じフィーチャーでも、時間の経過、状況の変化によって、評価が変わってくることも実感できました。
それにしても、フィーチャーの優先順位付けはアジャイル開発のごく一部なのですが、二時間の勉強会で体験しきれない中身があります。アジャイル開発がライトウェイトな開発手法っていうのは、ほんとそうなのかって感じですね。