POStudy Day 2015 Winter in Nagoya 〜プロダクトオーナーシップを磨くための一日〜

参加しました。関さんのワークショップに参加するのは実は初めてで、とても楽しみでした。また、プロダクトオーナーシップについては、「スクラムを利用したアジャイルなプロダクト管理」を読んだりしたことはありますが、こうやってセミナー・ワークショップで学ぶのも初めてでした。

なぜプロダクトオーナーシップを学ぶのか。かつてはプロジェクトマネージャが、言ってみれば片手間でプロダクトオーナーシップも行ってきた。だが今日はそんなのでは間に合わないしうまくいかない。製造業ではマネジメントとプロダクトオーナーシップは完全に分けている。先行している業界に学ぼう。学ぼうといっても座学では限界が。では、ワークショップで。

「明日から現場でどう活かすかを話し合う時間を取ります。」

本来は執行役員のアクティビティだけど、権限移譲は普通に行われていることなので、現場の人にも学ぶ意義はある。プロダクトオーナーシップを皆が意識して仕事するとボトムアップの改善がなされていろいろうまくいく。提案できるようになろう。

ワークショップでは「こういうことを仕事でやったらだめだな」という気づきは十分価値がある。気づきはメモを。何を持ち帰るかは自己責任。

既存企業でビジネスアイデアを出すとき、会社の方針(株主との合意)という制約がある。それに合わない場合は、そのアイデアはその会社では実現できない。

エレベーターピッチでは、手段は言わない。言わない方が広がる。エレベーターピッチはわくわくしてもらう。

ワークショップにBGM、悪くない。選曲重要。

課題の深堀り、共有は重要。何で困っているんだっけ。何パターンか出てくるので、それ毎にキャンバスを作ってみる。

リリース済のサービスについてリーンキャンバスを描く。描けるはず。練習になるし、発見がある。終了したプロジェクトの見積りを行うのと同じ。

デザイン思考。プロトタイピング。フィードバックを活かすトレーニング。相手が欲しいものを仮説とインタビューとプロトで考える。生の感触重要。インタビュイーの表情やしぐさを最重要に考える。メモることより重要。

3つのレンズ。有用性、実現可能性、持続可能性。

要求は開発してもらわないとわからない。わからないことをわかるためにはフレームワークは有効。何を考えなければいけないのか。考えるのは事前に済ます。

とても学びの多い勉強会でした。ありがとうございました。