名古屋アジャイル勉強会「プロダクトの魅力を捉える」

今回の名古屋アジャイル勉強会は、プロダクトのビジョンステートメントを書くことを通じて、プロダクトの魅力とその伝え方について学びました。
ワークショップでは、オリンピックを題材に、どのような価値を持たせたいか、どのようなユーザー体験を提供したいかをブレインストーミングから導き、それを端的に表現するステートメントをグループで作成しました。
今世界の各地で戦争やテロが行われていて平和を祈念する思いが強くなっていること、これまでになかった利便性や新たなユーザ体験をITで実現できるのではないかということを軸に、国別、性別、といった枠組みを超えて、髪の色、主食の種類、嗜好、足のサイズなどでグループを形成して競い合う、国は選手の派遣元ではなくスポンサーとして参加する、ITを利用して、競技のリモート分散、観客もリモートで参加する、イングレスやすプラトゥーンのような参加型ゲームも種目に加える、といったアイデアを盛り込み、新しいオリンピックを端的に表すステートメントを考えました。
プロダクトのコンセプトを議論することの楽しさ、その強みを表現することの難しさと、それができたときに発生する駆動力を感じることができました。
2015年最後の勉強会は大いに盛り上がり、大変有意義なものになりました。参加された皆さん、ありがとうございました。来年もどうぞ、よろしくお願いします。