今年もいい年になりますように

がんばれfacebook

facebookのいいね!的ボタンがいろいろ増えたということです。
facebookの友達モデルは、友達のことはなんでも知りたいでしょう?友達にはなんでも知らせたいでしょう?というものです(よね?)。なんともシンプルなモデルです。僕はそこに不満を感じており、その不満を解消するのは、「いいね!」のバリエーションが増えることではないんです。
友達であるといっても、関係は深いかもしれないし浅いかもしれません。関心分野の重なりもさまざまだろうし、ある論点についてはまったく対立しているかもしれません。それでも気兼ねなく発言でき、しかし無用な衝突や不快感はなく、それでいて友人の新しい側面を適度に知ることができる、そんなプラットフォームが欲しいと思っているんです。
超いいね!と伝えられなかったことは、全然問題ではありませんでした。

がんばれ萌えアニメ

萌えアニメは女性蔑視ではないという主張の説明として、少女の成長や葛藤や友情や挫折などなどをきちんと描いており、人間らしく生きるさまを肯定的にあつかっているからいいんだ、という声があるように受け取っています。どうなんですかね。確かにそういうところ大事にしているらしいとは思います。しかし、登場人物がドールであることもまた大切にされていることが明らかに見て取れるわけですから、所詮味付け程度じゃんとか、味付けでごまかしているだけという批判もあると思います。
結局、女の子が主体的にやってるからいいと主張するなら、女性が主体的に製作すればいいということになると思います。そうじゃないからつっこみどころができるのでは。でもそれだと、欲しいものじゃないものになってしまうと感じている人がいるかもしれなくて、そこがキモい理由だと思います。
ファンタジーを描くのは自由で批判する気はまったくないので、ただ、ゾーニングの問題だけだと思っています。