名古屋アジャイル移動図書館「トヨタ生産方式&リーン」ブックトーク会
以下の2冊を読みました。
リーン製品開発
アレン・ウォード、デュワード・ソベック著、日刊工業新聞社刊
- 「開発の目的は、儲かる生産バリュー・ストリームを造ること」
- 多様な注文への対応、リードタイム削減、品質確保
- 「試験してから設計する」
- 開発のムダを取る
- セットベース・コンカレント・エンジニアリング(徐々に仕様を固める)
- プル、流れ、リズム(サイクル)
- 企業家マインドのある社員を登用する
- 専門家を登用する
- 楽しむ
ITになぞらえて言えば、ユースケース、ユーザー体験、運用を設計するということか
トヨタ生産方式にもとづく「モノ」と「情報」の流れ図で現場の見方を変えよう!!
マイク・ローザ、ジョン・シュック著、日刊工業新聞社刊
- 「価値と情報の流れ」を明確化せずにムダ取りしてもムダ!
- 具体的に「価値と情報の流れ」とは?
- 工程、ロール、関係者、流れる情報、指示、報告、生産物、リポジトリ、メトリクス
- これらの相関(どこで生まれどこに行くか)を図示し、ボトルネックを見つける
- ボトルネックを改善する
- ボトルネックを見つけずに思い込みで改善するのはただの局所最適
- ボトルネックとは?
- 流れをせき止めているところ。流れとは?一般的には生産性だけど、コストとか品質とかリスクでみてもいいかもしれない
生産とは、ただ作るだけではない。量、注文、材料などなどの変動に対応するため、常に見直しを行なうこと、と理解しました。そう考えると、生産から学べることは多い。