コミュニティに参加すること、『うさぎとトランペット/中沢けい』

そういえば昨日は社内SNSの名古屋ユーザー会?のランチミーティングにも行ったんでした。由良さんおみやげありがとうございました。その場で今月中に社内でライトニングトークスをやろうという話をして、日時を決めて参加をみんなにお願いしました。クリームコロッケは美味しかったけどカツカレーの方にすればよかった。

仕事の今のプロジェクトがけっこう煮詰まっているのでどうも気分がダウナー気味なんだけど、そんなことじゃだめだ夏だし。ということでできるかぎりなにかあったら参加しているわけです。まずはインプットを増やさないと。FLOSS桜山なんてなんか全然わかんねー感も多少ありましたが、分かんないことでも感じることで自分のなかで化学反応がおきると思うし。

ところで先日『うさぎとトランペット』という小説を読みました。
うさぎとトランペット (新潮文庫)
この小説、自分では楽器も弾かない自己表現もまだ拙ない小学生の視点から、彼女の周辺でおこる人間の感情のざわつきを、彼女の耳に届く音楽とあえて同一視して描きます。彼女はまだそれらを言葉になんてできないのですが、それを小説として言葉で紡いでいくのです。とても面白いと思いました。やがて彼女のなかから言葉や音楽や感情があふれ出していくでしょう。そのときをやさしく待つ視点がこの本にはあります。

僕も、僕自身のそのときまで、自分につきあっていきますよ、と思ったり。