名古屋アジャイル勉強会「どう書く、ユーザーストーリー?」

スクラムなどアジャイル開発ではその出発点でユーザーストーリーを用います。名古屋アジャイル勉強会でも、これまで何度もユーザーストーリーを見積もったり、優先順位付けしてイテレーションで実現する方法を学ぶワークショップを行ってきました。ですが、ユーザーストーリーそのもの(だけ)をあえて取り上げたことはありませんでした。
今回はユーザーストーリーに的を絞って、それを書いてみることに集中したワークショップを行いました。特に、自分の感心事をユーザーストーリー形式で書いたカードを使って自己紹介をしたのがよかったです。ユーザーストーリー形式はトピックのフックになり、対話の出発点になりました。自己紹介で用いたカードから、お互いのことをより深く知ろうとする対話が自然に行われたのです。なるほど、ユーザーストーリーはより深い理解に向かう対話を促すアイコンなのだということが、よく理解できました。
アジャイルソフトウェア開発には、このユーザーストーリーのような、シンプルでかつ強力なツールがたくさんあります。それらのよさ、それを活かすためのポイント、そういったものを場の共有から自然に楽しく学べる勉強会を今後も行っていきたいと思っています。ワークショップリーダーを努めてくださったYou&Iさん、勉強会に参加下さったみなさん、ありがとうございました。