名古屋アジャイル勉強会「カンバン ソフトウェア開発の変革」

今月の名古屋アジャイル勉強会は、テクノロジックアートの長瀬さんをお招きして、近く書籍が出版されるカンバンについてお話しいただきました。
カンバンはユーザー価値の一個流しで、タイムボックスさえ採用しないというある意味究極のやり方です。ボトルネック見える化と最適化を追求しているのですね。名古屋はトヨタのお膝元で、製造業で磨かれたTPSの知見を求めやすい土地柄。この地の利を活かして、名古屋発の進化したカンバンを発信できたらいいですね、とお話しいただきました。懇親会ではトヨタのかんばんに詳しい方も参加されていて、かんばんの枚数の調整は日常的に行って生産の最適化をしている、といった話を伺いました。参考になるというか刺激になりますね。組み立てを担当するトヨタから、プライムの部品サプライヤーまでかんばんは流れているのだそうです。このかんばんのエコシステムのしくみ、構造は、ソフトウェア業界の受託文化の未来になにか参考にならないかな、と思いました(まだちゃんと考えていません)。
長瀬さん、参加してくださったみなさん、スタッフのみなさん。おつかれさまでした。そして、ありがとうございました。