こーんなちっちゃな時から知っとるでね愛ちゃんは!

今日は日経テクノロジーオンラインの記事を読みました。

トラブル発生、トヨタはどう対応する?---「QC七つ道具」と「新QC七つ道具」が大切な理由 - スキルアップ - 日経テクノロジーオンライン

QC七つ道具と新QC七つ道具は、品質データ整理の基本です。これらを学ぶ理由は、「見える化」するためです。品質を高めよう、あるいは品質トラブルを未然に防ごうと思っても、まずは品質データを見える化しなければ、問題の解決や改善どころか、問題が何かを知ることすらできません。

と語るのは、ワールドテック講師で元デンソーの皆川氏。

円グラフを世界に広めた人は、英国の看護師であるナイチンゲールだと言われています。クリミア戦争で亡くなる兵士について、敵の攻撃を受けて直接死亡する人よりも、負傷して病棟で亡くなる人が多いことを円グラフで見える化し、看護師の派遣を要請することに成功したのです。

引用元のウェブ記事の主旨とは違う話なので恐縮だが、円グラフにすることを「見える化」と呼ぶのか、デンソーOBが。よく分からなくなってきた。しつこいようだけど、僕の理解では、この場合、看護師を派遣するかしないかを現場の誰でもが即座に判断し行動できるようにするのが見える化だ。だが、僕の理解の方がデンソーOBで業務改善のコンサルタントをしている人より正しいというのは考えにくいので、見える化=グラフィック化ということでいい、と理解を改めなければならない…のだろうか…。

トヨタグループがQC七つ道具と新QC七つ道具を習得するのは、「みんなに分かってもらうため」です。見えない問題は議論できないし、見えない品質は改善できません。設計現場でも生産現場でも大量のデータや資料が生じますが、生のデータや資料を集めただけではみんなで何が問題かを話し合うことはできません。そこで、QC七つ道具と新QC七つ道具を使って見える化します。これにより、議論ができるようにしたり、誰かを説得したり納得させたりすることが容易になるのです。

メトリクスを、標準化された道具で分析し表現して共有する、と言っていると理解した。確かに、データをどう読み取ったかを表現する方法がまちまちでは、混乱が生じるだろう。こういうところをしっかり標準化するのはさすがトヨタグループという気がする。

鍵は顧客視点、部品共通化の常識を超えるモジュール共通化 - スキルアップ - 日経テクノロジーオンライン

最近自動車メーカー関連の記事で、共通モジュール化、という言葉をよく聞く。と思いつつ読んだこの記事。

  • 多機種との間で共通化するのみならず、後継機種との間でも共通化することで、より大きな効果を狙っていた
  • 製造、設計の視点から考えていた
  • 変化する顧客価値に対応できないため、共通モジュール使えなくなるという失敗
  • 改めて、将来を見据えた要求分析(予測)を行い、それに基づいて共通モジュール化を進める

そりゃそうでしょうね、というか、それでも予測外れるリスクあるじゃん?TPS的には在庫じゃね?と思いますが、JIT一本やりでもないんですね。え

ていうか、「ソフトウェア工場」と五十歩百歩だよね?自動車業界巨人で先輩と思ってたけど、案外…。

何を造ればいい? その悩みに応える「フューチャーデザイン」 - スキルアップ - 日経テクノロジーオンライン

で、その未来予測をするための枠組みの紹介みたいなの。

世界で大きな構造変化が起こっている現在、今日の延長に明日はありません。明後日を見て明日何をするかを考えるのがフューチャーデザインの手法です。

手法としての特色まではよく分かりませんでした。同じようなのいろいろあるんじゃないかな?

で、いわゆるブルーオーシャン戦略ですかね。それって逃げ水みたいなとこあるでしょうから、追い続けて走り続けていけるようになる(変わる)、ということもあわせて取り組む必要があるなあと思いました。現代における変革はもうずっと変わり続けるってことだから大変だ。

僕からは以上です!