名古屋アジャイル移動図書館「製品開発とプロダクトオーナー」ブックトーク会

名古屋アジャイル移動図書館「製品開発とプロダクトオーナー」ブックトーク会 - connpass

ストーリーマッピングをはじめよう

ストーリーマッピングをはじめよう - BNN新社

  • ドナ・リシャウ 著
  • 高崎拓哉 訳
  • BNN新社 刊

ビジネスの成功はユーザーのエンゲージメント(商品への思い入れ、愛着)を獲得することの上に成り立つ。

  • ユーザーのエンゲージメントは、商品がそのユーザーを「主役にする」ことで得られる
    • よい「ユーザー体験」を与えること
  • ユーザー体験を考えるには「ストーリー」で考えるとよい
    • ここで言っているストーリーとは、ごくごく一般的なナラティブのこと
    • 小説、映画、いやそもそも伝承という原始から、ストーリーテリングは体験を扱う方法として確立されてきた

ゆえに「ユーザーストーリー」であり、そのマッピング(マップを作ること)が有効である。と。

アジャイルを知った派」なので、まず「ユーザーストーリーありき」とgivenで考えがちだけれども、上記のように言われるとなるほどそれはそうだ、と思う。こうやって考えると、業務システムやB2Bであっても、ソフトウェア開発・システム開発は夢がある気がする。

物語の創作の歴史や技術について、我々プロダクト・サービス開発者は学ぶ価値があるのかも。

ストーリーマッピングをはじめよう

ストーリーマッピングをはじめよう

図解ビジネスモデル・ジェネレーション ワークブック

図解ビジネスモデル・ジェネレーション ワークブック - 翔泳社

シンプルな一枚絵でビジネスモデルを構築し、検証し、改善できる。

  • 右側:外部とのつながり
    • 顧客:誰に
    • 価値提案:何を
    • チャネル:何を通じて
    • 関係:どのような関係を築くか
    • 収益の流れ
  • 左側:内部の構造
    • 資源:何を
    • 主活動:どのように
    • パートナー:誰と
    • コスト構造
  • どこかに独自性、強みが欲しい
    • あればそれを活かす
    • なければ全体がかみ合って効果が生じるピースを探す?
  • 何度も描き直す
    • 描きながら話し合う


見えるモノに落とし込んで、考えやすくする、議論しやすくするのは、王道。個人レベルで目標管理に使うような例も紹介されていて、どんどん使っていきたい。

図解ビジネスモデル・ジェネレーション ワークショップ

図解ビジネスモデル・ジェネレーション ワークショップ