パソコンで油絵(っぽい)絵を描いてみたい人のためのメモ
インターネットにお世話になっている者として、自分が得たものを共有します。
- 目的
- パソコンで油絵(っぽい)絵を描く
- 環境
- Gimpが使える環境である
- 下絵
- 素人が上達するにはまず模写です。自分が描きたいような絵の画像を探してきてトレスすればよろしい。個人が個人で利用する範囲なら誰のどんな作品をトレスしても何の問題もありません。例えばウェブブラウザでお手本画像を表示して「画像をコピー」し、Gimpでメニュー-画像の生成-クリップボードからします。
- ダイアログ
- この記事に出てくる○○ダイアログは、Gimpのメニューのウィンドウ-ドッキング可能なダイアログで選択して表示できます。
- 描く
- 新しいレイヤーを追加します。お手本レイヤーの下に配置します。お手本レイヤーの透明度をお好みに下げます。下げないと自分の描いたのが見えないので。
- ブラシの選択
- ブラシダイアログでOILなんとかみたいなやつを選びます。試し描きして感触を掴んでください。
- ブラシのサイズの変え方
- ツールオプションダイアログで、サイズを変えられます。
- 色(コピる)
- 最初に塗る色を決めます。お手本レイヤーをアクティブ(レイヤーダイアログのレイヤーリストで選択する)にして、ツールボックスでスポイトを選んでお手本から色を選びます。で、自分が描くレイヤーをアクティブにして、描きます。
- 色(変える)
- ウィンドウ-描画色/背景色で色を選ぶためのウィンドウが開きますので、そいつで選びます。僕は色相環を使いますがお好みで。
- やり直し
- やり直しのショートカット(Ctrl-Zかそれ相当のヤツ)で何度でもやり直せます。あとどんどん重ね塗りできるしすべきなので、多少イケてなくても気にしないでどんどん塗りましょう。
んなとこですかね。またなにか掴んだら書きます。
- Ubuntu Mate 16.04とWacomタブレットBambooFun CTE-450の組み合わせでGimpで筆圧検知を使う
- まず、Gimpは初期状態では筆圧検知しないので、編集-入力デバイスの設定で、WacomのPenStylusのモードを不可からスクリーンに変更する。WacomなんちゃらがPad,Cursol,Eraser,PenStylusとあるが、とりあえずPenStylusだけ有効にしてみた。全部有効にしてもいいのかもしれない。で、これでインクで描画だと筆圧でペンサイズがダイナミックに変わるようになった。でもペンとかブラシでは効かない。こんどは、ペンないしブラシを選択して、ツールオプションの動的特性をみる。Dynamics Offになっていたら無効状態なので、お好みのものに変える。例えばPressure Sizeなら筆圧でサイズが変わる。他にもPressure OpacityとかPerspectiveとかだと筆圧で透明度が変わる。お好みで設定して描きましょう!