速度じゃなくて加速度

我が職場でよく言われることには、やるべきことをちゃんとやっていないから失敗するのだ、と。言う側にしてみれば改善と向上を願ってのご訓示なのだが、言われる側にとっては結果論じゃないかチキンのくせに、と不満を持ちやすいのもまた事実。

ジム・ハイスミスの『適応型ソフトウエア開発-変化とスピードに挑むプロジェクトマネージメント (Object Oriented Selection)』を読みかけなのだけれど、記念事業的開発とと場当たり的開発の間を模索し、適応的なソフトウェア開発では決定論的に振舞えないから云々、というくだりに、それなんだよそれが言いたいんだよぅ、と思う。

ケースバイケースということをきちんと話し合いたいんだと思う。メタレベルで上手に語りあえるようになりたい。ところでオブジェクト指向はそのためのモデルあるいはエクササイズにならないかな。