名古屋アジャイル勉強会の第二回勉強会

2/8は名古屋アジャイル勉強会の第二回勉強会でした。今回はXPJUG関西の土屋さんと前川さんに来て頂いて、XP入門ワークショップをリードして頂きました。ワークショップのテーマは「4コママンガを作ろう」というもので、4〜5人のグループで、15分のイテレーション3回でチームで4コママンガを描くというものでした。

ワークショップリーダーから指示されたことは、イテレーション3回でマンガを完成させることだけで、どうやってそれを実現すればよいかは完全にグループに任されました。僕の参加したグループは、一回目のイテレーションでタスクの洗い出しをしようとしたのですが、タスク洗い出しというメタ作業よりも、マンガのストーリー作りに没頭してしまいました。ワークの時間全体を通してToDoを思いつくたびに付箋紙のタスクカードに書き出すようにはしたのですが、最後までうまくタスクカード駆動にはできませんでした。その点はちょっと心残りがあるのですが、全員がうまく仕事に参加できるように皆でアイデアを出し合う姿勢を忘れずにできたのはよかったです。タスクカード云々は手法でしかないので、まずはやる気、楽しさが引き出せているかだと思います。

ワークの最後の質疑応答で、マンガを描くという題材はセンスとか個人の技能によるところが比較的大きくて、チームでのワークの題材としてはどうなのかな?という意見もありました。そもそもひとりで描くのなら15分あれば十分なわけです。グループとして成果をあげなくてはならないという制約が課題を困難にしていて、それに取り組むことに意義があると考えていますとワークショップリーダーは解説しました。僕等は仕事上、さまざまな理由で個人技ではなくチームプレーが求められています。コミュニケーションの方法や集団作業プロセスを自分達で決めたり運用していくことが大切なので、やはりそこに着目して取り組むことは意義があると思います。また、個人の閃き創造性をより発揮する時間を捻出するために、アジャイルにToDoを片付けていこうとしているという捉え方でいいのではないかと思いました。

また週明けから自分の職場に戻って、あらためてアジャイルなグループでの仕事っぷりを目標に、いろいろチャレンジしてみたいと思いました。土屋さん、前川さん、スタッフのみなさん、参加者のみなさん、ありがとうございました。