名古屋ライフハック研究会の第五回イベントに行ってきました

名古屋ライフハック研究会のイベントは今年5回目(分科会を含めると第6回)だそうです。前から参加したいとは思っていたものの、なかなか都合が合わず、参加できずにいましたが、このたびようやく参加できました。

イベントの冒頭にスタッフの方々からオリエンテーションとスタッフ紹介がありました。名古屋ライフハック研究会は参加者同士の交流と刺激、フィードバックを重視していて主役は全員だ、ということです。このように冒頭に価値観を示すのはいいですね。また、どなたがスタッフか紹介されることで、初めての参加者は安心できると思いました。

今回のテーマは「コミュニケーション」ということで、ワークショップ形式でのイベントとなりました。ワークショップリーダーは研究会スタッフのkakobonさん。ぐるぐるマインドマップでお世話になっている方です。
ワークショップは、コミュニケーションのいろいろな形や難しさ楽しさを感じるワークをいくつか繋げたものでした。言葉を使わずにチームで共同作業するワークや、話し手と聞き手の役割を固定してそれぞれの立場から工夫してコミュニケーションするワークなど。kakobonさんから講義的な話はなく、参加者の気づきに任せられた進行は、逆に借り物でない多くの気づきを与えてくれたと思います。僕自身は相手に伝わっているかどうかを意識しながらコミュニケートすることが大切だしそれを心がけていきたいと思いました。

ワークショップの構成として面白いと思ったのは、グループワークと個人ワークの使いわけです。グループワークを気づきのために、個人ワークを気づきの整理とトライの選定のために使うのは、とても理にかなっていると思います。

ワークショップパートが終わって虹の父さんからのまとめ。外部から仕入れた情報を行動で知識化する、知識を行動でスキル化する、という深化スパイラルモデルは納得できます。

ライトニングトークスでは僕も含めて9人の方が発表されました。
Stiloさんのトークでは、コミュニケーションと表現を幹と葉と捉えて、幹に戻ることいつでも戻れるということを聞かせていただきました。藤本さんのマンガ読み上げメソッドはかなり衝撃的でしたよ。加藤さんの紹介されたフィンランド・キッズスキルは実践的に構造化されていることに感心させられました。これは調べてみなくては。山本さんのWI整理術は正統派のライフハックLTを感じました。ミックさんのお話ではレビューの重要さが指摘されていてこれはまったく同感です。おちくんさんのエンタメ性の高いトークにはしてやられました。あつしさんの人脈マップは僕も描いてみたいと思いました。伊藤さんのカレンダーと手帳の二段構成でタイムラインを記録するハック、ゆっくりと話すトークがよかったです。
僕は5分表、レコーディングダイエット、ニコニコカレンダー、ユビキタスキャプチャ、そして認知行動療法トークでは言えませんでしたがカラム法という手法があるのだそうです)に共通点があるよねというお話しをさせていただきました。内省と考察、自分自身にコーチ的に接すること、そんな自分とのコミュニケーションはいかが、みたいなことを言いたかったのですが、伝わったでしょうか。

懇親会では楽しくいろいろなお話しをさせていただきました。
時代性が求めるサービス、サービスが求める言語、言語が求めるプロセス、という流れと切口でアジャイルをみてみたらどうか、というヒントをありがとうございます丸山さん。バザールモデルに似たトヨタさんの協力会社世界のお話をしてくださったのは加藤さんだったでしょうか。懇親会でマインドマップコーチングしちゃうというのはすごいですねkakobonさんWTはみてみますおちくんさん。名古屋アウトプット研究会のことは何人かの方から聞いたような気がします。チェックします。

ということでまたこれからも参加していきたいです名古屋ライフハック研究会。あらためてスタッフのみなさん、会場で、懇親会でご一緒させていただいたみなさん、ありがとうございました。