名古屋アジャイル移動図書館「チケット駆動開発・課題管理本」ブックトーク会

Redmine超入門

  • 従来のプロマネツールはリーダーが使う
    • Redmineは全員が使う
    • すべての情報、問題が集まる
    • チームに助け合いが生まれる
  • 要件、障害、タスクをすべてチケットに
    • サブタスキング(階層化)
    • ワークフロー(プロセス管理)
    • 指示、進捗、記録
    • チケットと生産物の紐付け
  • 感想:
    • 業務へのパッケージ導入そのものなので、なるべくカスタマイズしないのが吉(ですよね?)
    • ツール・ルールだから従うというのではなく、なぜそうするのがいいのか理由を納得して使うことが大事。
    • トラッカーのアンチパターン
      • リーダー「忘れずに毎日ちゃんと入力更新してください。」
      • メンバー(こうるせえなあ…めんどくせえ…)
      • 以下繰り返し
    • やることを増やしてはだめ
      • ×従来のやり方+トラッカー
      • ○すべてトラッカーでやる。それだけ。あえて丸見えにする。
    • ITSツールのUIを見ただけでは、チケット駆動開発の考え方は伝わってこない。惜しい。

チケット駆動開発 プロジェクトを成功に導くための「現場からの改善」提案を完全網羅

  • プロジェクトの成功のためには、プロジェクトの問題を見極めたうえで行動することが不可欠
    • (ツールに長じていればうまくいくわけではない。チケットベース管理は目的ではなく手段)
  • チケット駆動はウォーターフォールでもアジャイルでも使える。ソフトウェア開発でなくても、開発でなくても。
    • (仕事術として、かなりいい線いっているのだろう)
  • チケット駆動と「変化」
    • 変化とは、問題や課題。
    • チケット駆動なら「変化を受け入れられる」かつ、チケット駆動は「変化からメンバーを守る」
  • チケットとしてすべてを扱う
    • 見える、測れる、見積もれる
    • 優先順位
    • 割り込みの制御
      • 安心、チームとしての自信、協力、自律、成長
  • 気をつけよう!
    • 自己流の仕事管理+うわべのチケット
      • ダメ、ゼッタイ。大変だし、メリットが出せない。
  • 著者の考えるソフトウェア開発で重要な3つのこと
    • マイルストーン(目標と進捗)
    • コミュニケーション
    • 記録(実績から価値を得る)
  • 感想:
    • アジャイル開発手法を用いる理由、マネジメントが必要な理由に、繰り返し立ち戻って考える本
    • 読み進めることでアジャイルの考え方の理解が深まります
    • その分、具体的なチケット駆動開発のやり方をはやく知りたい、という要求にはあまり答えてないかもしれない